ゼンリンについて

住宅地図メーカーの株式会社ゼンリンが誕生したのは、戦争が終わってまだ間もない九州大分県の別府市。当時の社名は観光文化宣伝社というもので、名前の通り観光に関連した事業を営む企業でしたが、やがて地元別府の観光ガイドを発行することとなり、その中のガイドマップが大変な評判を呼んだのです。これが地図を自社ブランドにまで高めた「ゼンリン」の地図作り第1号でした。

観光文化宣伝社の設立からわずか2年後の1950年には、早くも社名が「善隣出版社」へと変更されて1961年に株式会社として設立、後の1983年に現在の「株式会社ゼンリン」となりました。
その間に地元中心だった地図の出版は日本全国へと裾野を広げ、確実な進化の過程を経てきたのは、ここに記すまでもありません。

時代と共に株式会社ゼンリンが運営する事業はニーズごとの多様化を見せ、地図出版以外にも広告ビジネスの展開によるコミュニケーションメディアの開発、地理情報をはじめとするビジネスシーンへの配信事業、先進システムと連動した交通情報を把握できる車載装置への高度な技術提携と、それらの海外版システム構築に加え、PCやモバイル環境下での使用に特化したコンテンツとしての地図サービス、そして各法人向けのプロモーションやオーダーメイドのマップ製作と、驚くほどグローバルな側面を併せ持つようになりました。現代社会は新たな技術が生まれては消え、より便利な手法が求められる競争の世界です。

60年の長い歴史の中で株式会社ゼンリンが目指したものは、1つの完成された「形」だったと言えるのではないでしょうか。そしてそれは着実に成し遂げられ、人々の生活に隙間なく組み込まれています。普遍的なものの価値をさらに高めつつ、力強く歩み続ける唯一無二の地図メーカーが「ゼンリン」なのです。

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