ブルーマップの基礎知識② 値段とその購入・閲覧方法

ブルーマップ

地番を調べたい、でもブルーマップには手が出ない・・・そんなときは

通常の住宅用地図に「公図」を重ね合わせ、住所から容易に地番を調べることができるブルーマップ。さらにブルーマップには対象の不動産の用途地域名、容積率、建ぺい率といった情報もまとめられています。不動産管理で必要な情報が全てまとまっている便利な一冊です。

もし、ブルーマップを利用せずに用途地域名などの情報を入手する場合には、いちいち法務局に申請しなければなりません。そして、それぞれの地図を照らし合わせながら、調べていかなければなりません。複数のエリアについて調べる場合には、さらに煩雑な作業となります。それを一発で解消してくれるのがブルーマップです。

しかし、その特殊性から、不動産業者などを対象にしているため、1冊の値段はおよそ2万円以上と非常に高価です。

しかも、一般市民が必要なデータと言えば、せいぜい地番くらいです。ブルーマップの購入・閲覧方法を地番の調べ方と共に解説します。

ブルーマップの購入方法とその必要性の可否

ブルーマップは住宅地図作成大手、ゼンリンが発行しています。全国の市町村別に発行されており(一部地域を除く)、ゼンリン各営業所や公式オンラインストアでも購入することができます。

しかし、一冊あたりの価格が約2万円以上、一番高い場合は5万円ほどする場合もあり、不動産業者を除いて購入することは一般的ではないと言えます。そこで、ここではそれ以外の方法を検討してみたいと思います。

中古のブルーマップは出回っているか?

まず、最初に思いつくのは、古本屋で中古のブルーマップを手に入れることです。これなら、自分の手元に対象市町村の地図を保管することが出来ます。

しかし、ブルーマップの特殊性から、なかなか古本屋に出回っていないという事情もあります。

また、近年台頭しているネットオークションを見てみても、10年前くらいの古いものでこそ、1000円~3000円程度で落札されているものの、直近5年以内のものでは、1万円前後です。定価より数万円安くなっているとは言え、個人で買うには高いと言えるでしょう。

それでも、中古のブルーマップが欲しいという人は以下のサイトをチェックしてみると良いかもしれません。

『住宅地図.jp』http://www.jyutakuchizu.jp/ 

日本で唯一の「ゼンリン住宅地図専門新古書店」として紹介されており、中古ブルーマップの取り扱いもあります。しかし、最近発行された比較的新しいものは、安くても1万円~2万円程度というのは覚悟しなければなりません。

地番を調べるだけなら、法務局で教えてくれる

不動産登記の情報や土地の境界線を知るために公図を請求するには法務局に申請しなければなりません。しかし地番や公図番号がわからないと、申請が出来ないのです。そこで活躍するのがブルーマップなのですが、法務局にもブルーマップが置いてあり、そこで調べることが出来ます。

しかしながら、法務局を訪れる場合、職員が問合せに対応してくれるため、直接聞いた方が早い場合もあります。また地番だけの情報が知りたいのであれば、電話による問い合せも可能です。ただし、法務局には、全国分のブルーマップを置いておらず、管轄のエリア分のみとなっています。とはいえ、専門業者でない限り、ブルーマップを購入する必要はないと言えます。

ネットでもブルーマップは閲覧可能

現在、いくつかの業者がインターネット上でブルーマップを公開しています。地番検索を無料で提供しているものもあります。予め地番を知りたい場合は、このようなサービスを使うのが良いでしょう。以下にそれぞれのサイトを紹介します。

TAS MAP  https://corporate.tas-japan.com/corporate/about-us/

トヨタグループの一企業である株式会社タスが提供しているサービスです。不動産に関わる専門情報を簡単に扱えることを目指して、インターネット上からブルーマップの他、地価、土地建物評価、収益評価の他、不動産業者には欠かせない情報を提供しています。ただし、あくまでも法人向けの為、初回登録料がおよそ30000円、月利用料が10000円と、一般利用者向けではありません。

JTN MAP  http://www.jtn-map.com/

「全国のブルーマップがWeb上で無料で閲覧出来る」を売りにしているサービスです。なお、注意したいのは閲覧のみで印刷は出来ないという点です。また、このブルーマップ上に個人の表札名・用途地域名・建ぺい率・容積率は表示されません。有料版に切り替えることで、印刷、閲覧が可能になります。この他、登記情報なども法務局での申請より、安く、24時間でいつでも取得可能と謳っています。有料版は閲覧回数に応じで600円~12000円と幅があります。とはいえ、地番だけなら無料で調べることが出来ます。

登記情報提供サービス https://www1.touki.or.jp/

一般財団法人 民事法務協会が提供するサービスです。地番の確認だけなら無料です。地番を検索するには、「地番検索サービス」を使いますが、それだけを単独で使うことはできないため、一時利用の申し込みをしてください。なお、登記簿の中身などを確認する場合は有料になります。使用料金は法務局での申請料に準じていますが、詳細は、こちらをご参照下さい。

https://www1.touki.or.jp/service/index.html#service_04

まとめ

専門業者を除いて、ブルーマップを購入・閲覧することはほぼ無いと言っても過言ではないでしょう。不動産情報をまず知るには、地番がわかればOKです。私たちが普段の生活で必要な最低限の地番情報は無料で入手することが可能です。利用シーンに合わせて、サービスを選びたいものですね。また、ブルーマップ原本を無料で閲覧、プリントアウトがしたいという人には、次の記事で紹介したいと思います。

ブルーマップ
ゼンリンブルーマップをフォローする
ゼンリン ブルーマップの雑記と2019年最新版の購入サイト| 不動産会社の必需品
タイトルとURLをコピーしました